ダイビング女子のお悩み相談③:お肌と髪のケア

ダイビング女子のお悩み相談、第3弾は「お肌と髪のケア」についてです。
書いていくについて段々女子力があがってきている気がします。
ダイビングショップ(スクール)のスタッフとしても、お客様と接する仕事している関係上、お肌と髪は気になるものです。もちろん、普段の生活でも気になりますが。。。。

では、お肌と髪のケアについて考えてみましょう。

お肌の手入れは一番は保湿をすること

ダイビングでお肌や髪に起こることとしてもっとも考えられるのは、海中の塩分によってお肌の水分が奪われること。塩には水を集める性質があります。自宅で食塩をおいておくと塩が固まることってありませんか?あれは塩が空気中の水分を吸湿して固まりを作ることによって起こるのです。

あの現象がお肌と海の水、あるいは上がってから皮膚の表面にある塩分とお肌の間で起こります。

なので、ダイビングが終わったら、まずは真水でしっかり皮膚の塩分を取り除きます。その後、保湿剤をつかってしっかりと表面からお肌の保湿を促します。また、水を飲むことも大事です。内部からも水を補給することで減圧症の防止にもなりますし、保湿効果も高まります。ダイビング後はしっかりと水分補給しましょう。

ダイビングの季節だと思われている夏や、南の島でのダイビングでは思っている以上に体の水分が奪われるので、しっかりとした水分補給は必須です。脱水症状にならないように補給しましょう。

髪のケアも同じく、保湿を。トリートメントが有効

男子は気にしないかもしれないけど、女子には大問題の髪のケア。

どうするかというと基本的にはお肌のケアと同じく水分補給。といっても髪の場合はトリートメントによる保湿やキューティクルの保護が重要です。塩によって髪も痛みが出ることがあります。もちろの海はミネラルも豊富なので一概に悪いことばかりではありませんが、水分が奪われやすく、塩が乾いたりすると髪が傷む原因になりやすいのでダイビング後はしっかりと真水で流して、トリートメントをしましょう。

1ダイブ毎に対応する必要はないので、その日のダイビングが終わってからできるだけ早めにシャワーを浴びてケアをするようにするといいでしょう。

ダイビング中にはロングヘアはどうしたらいいの?という声もありますが、基本は髪をヘアバンドで束ねるだけで対応している人が多いようです。ダイビング前後で取り外しも楽ですし、すぐに対応もできますからね。髪はまとめておくことでマスクの中に髪が入り込んだりするもの防止できます。

日焼けなどの対策もしっかりと

その他、髪やお肌に影響のあることとしては日焼けなどが考えられます。日焼け対策はまた別途詳しく書いていきたいと思いますが、まずは簡単にいうと、日焼けをしないことが一番なので帽子をかぶったり、日陰にいることが大事です。

髪も痛みますが、頭皮も塩分で乾き気味になるので頭皮にもしっかりケアができるようにするとベターです。

特別な対応が必要というよりも、普段のケアをこまめにやるというのがセオリーで、一番効果があると思います。
無理せずに、しっかりケアしてダイビングを楽しましょう。