ダイビングライセンスの取り方⑤:よくあるお悩みを解消

ダイビングライセンス(Cカード)の取得にあたって、多くの方は「どうしたらいいんだろう」「不安だなぁ」と思われるはず。
それって新しいことを始めるのだから当然ですよね。

今回はダイビングライセンスの取り方を考えるにあたって、よくあるお悩みについてお答えし、少しでも不安の解消に繋げたいと思います。

よくある質問①:ダイビングの講習は難しい?

よくある質問の一つが「ダイビングの講習って、なんだか難しそう。学科講習なんだか難しそうだし、ライセンス取得できるでしょうか?」というものです。

しかし、まったく心配はありません。どなたでも理解できるように講習内容はわかりやすい表現になっています。オープンウォータースクーバダイバーのライセンス(Cカード)講習で学ぶ内容は、例えば「海の中では赤い色が水に吸収されていくから、水の色は青くなる」とか、「物は水中では3倍くらい大きく近く見える」とか、そんな内容だったり、ダイビングで使用する器材の名称や使い方だったりと、簡便なことなのです。

逆に難しくして理解されなかったら意味がありません。なぜなら、ダイビングを安全に楽しめるようにするために学ぶのですから。専門知識とは言っても、ダイビングというレジャースポーツで使える知識でなければ意味がないのです。

講習ではインストラクターや優しく解説してくれます。不安な点は後日でも確認することができます。まずはやってみる、で大丈夫です。

よくある質問②:泳げないとダイビングは無理ですか?

これもよくある質問ですね。はっきり言いますが、泳げなくても大丈夫です。

ダイビングは、器材をつかって行うスポーツです。マスクやフィン、レギュレーターやBCDなどの器材により、ダイビングにおける水中活動は格段にラクになります。特にフィンの威力は絶大で、水泳で泳ぐよりも格段に早いです。なので海を泳ぐよりもダイビングのほうがずっとラクだと思います。

もちろん、ダイビングを機に泳ぎたい人、あるいは泳ぐのを上手になりたい人もいると思いますが、まずはインストラクターに相談してみてください。ダイビングショップによっては水泳の指導資格を持っている人もいますので教えてくれるケースもあります。

水泳の泳力とダイビングの関係は、もちろん水泳をやっている人のほうが飲み込みは早い事も少なくありませんが、ダイビングでは激しい運動をするわけではなく、泳ぎも長距離移動をするわけではないので、泳力そのものはあまり関係がないです。

それよりも早き器材の使い方をまなび、水中での活動になれることのほうが大変重要です。

一人でもライセンスコースを受講したいのですが大丈夫ですか

もちろん、大丈夫です!

お友達と一緒にライセンスを取得したいという方もいらっしゃいますが、意外に多いのが一人でまずはライセンス取得、という方です。友達と一緒でないから、とっても不安だと思うけど、勇気をもって問い合わせくださる方が多いのです。そんな方の不安もよくわかるし、勇気をもって問い合わせをしてくださったことも理解できるので、こちらもしっかりしなきゃ!と思ってしまうくらいです。

ダイビングショップ(スクール)のインストラクターは基本的に明るい人が多く、リラックスして楽しめるような雰囲気作りができる人が多いので、一人でも安心して受講可能だと思います。ショップ(スクール)により、一人で受講ができない場合もあるので、その点はホームページなどで確認するようにしましょう。

最初は一人でも、ダイビングショップ(スクール)には多くのダイバーが所属しています。他のダイバーとも出会って、知り合いになることで、ダイビングをより楽しめるようになるし、人としての出会いも楽しめます。ダイビングをやる人は大らかな人が多いので、すぐに溶け込めると思います。

悩みがあるからこそのダイビングショップ(スクール)の役割

このようにダイビングのライセンス取得にあたっては、それにまつわる色々なお悩みがあると思いますが、その解消のために存在するのがダイビングショップ(スクール)の役割です。

ダイビングのプロフェッショナルとして、ダイブマスターやインストラクターがあなたのダイビングの快適なものにし、不安を解消するために日々努力をしていくことも必要だと、この記事を書きながら身の引き締まる思いでした。

今はまだ悩んでいる人、その悩みを是非ダイビングショップ(スクール)やそのインストラクターにぶつけてみてください。
きっと明るい未来とダイビングの世界が開けていくと思います。