伊豆ダイビングスポット紹介:伊豆海洋公園

2017-05-06

伊豆でどんなところでダイビングができるのか、という質問をよくいただきます。

ダイビングといえば、沖縄、海外、南の島というイメージがあるかもしれませんが、伊豆は世界的には有数のダイビングスポットとして知られています。その理由は世界屈指の暖流である黒潮の流れに面しており、豊かで多様な生態系が伊豆の海にはあること、そして、ダイナミックな地形によって多様なダイビングスタイルを楽しめること。この二つが大きな理由としてあげられます。

日本のレジャーダイビング発祥の地

伊豆でダイビングをするといえば真っ先に出てくるダイビングスポットの一つが、「伊豆海洋公園」です。

伊豆海洋公園ダイビングセンターは、1964年に故 益田 一氏が開設したダイビング専用の施設で、日本のレジャーダイビング発祥の地と言われています。1966年には東海大学の潜水訓練センターも開設されました。この施設を卒業された方々が日本全国で活躍され、今の日本のダイビングだけでなく、水族館や海洋レジャーなどの多くの海洋関連の産業の基礎を成していきました。そのような日本のダイビングにとって由緒のある場所なのです。

数多くの日本のダイバーか一度は潜ってみたいと思う場所でもあります。

ちなみに、伊豆海洋公園は、相性として英語名のIzu Ocean Parkの頭文字をとって「IOP(アイ・オー・ピー)」と呼ばれています。

海洋公園のダイビングスタイル

伊豆海洋公園のダイビングスタイルはビーチからのエントリーとなります。ただし、すぐに深度が取れるので、エントリー後はダイビングがすぐに楽しめます。

伊豆海洋公園のダイビングは、多様な地形が様々なダイビングスタイルを楽しませてくれます。通常はダイビングスポットで一つの楽しみ方、となるのが普通ですが、伊豆海洋公園では、砂地、ドロップ、根回り、根待ち、マクロ、ワイド、浅場、深場、複数の違ったダイビングを楽しむことができます。

これはダイビングにとって非常に大きなポイントになります。

またプールや施設などの初心者講習にも最適な施設として、機能も充実しています。多くのダイバーがここでライセンスを取得し、海の世界へと旅していくのです。

 

伊豆海洋公園のビーチにエントリしてから、東方向へ僅か数分で15メートルほどの小さなドロップがあり、その下には大きな砂地が広がっています。また南のほうには1の根と言われる大きな突出した岩場があり、その奥に1.5番の根、そしてその奥には2番の根があります。エントリーから北東にはブリマチと言われるスポットがあります。それぞれのスポットについて見ていきましょう。

1の根

1の根はトップが5-8mの深度、最深部が30-35mとなっており、大きく沖に突き出した根です。根の先端には大きなコブのような岩があります。根の全体を一度にみることができませんが、横からみると壁のようにみえると思います。先端部と途中部の部分で水深が大きくことなり、途中部分の壁になっているところでは様々な生物がついています。浅いところでも沖に突き出していて、そこは潮通しがいいので、たまに大きな回遊魚をみることができます。先端部はかなり深いので、いる生物が根の浅い部分とはことなります。

1.5番の根

1.5番の根は、根と呼べるかどうかわからないくらいの大きな舌のような形をした根です。一見で全容をみることはできないくらいの大きさですが、根と呼ばれています。
根の中央付近は13-15mくらいの深度でいくつかの砂地があり、そこにたまにカメやネコサメが寝ていることがあります。突き出した部分は段々と深くなっていき、先端部は30−35mくらいの水深となります。根の中央付近にはいくつかの大きな岩があり、そこにはクマノミやイロカエルアンコウなどが良く見られます。

2番の根

南側の大きな根でいくつもの階段状になって沖に突き出しています。先端部はかなり深く、40m以上。トップは10mくらいの水深。エントリーからはかなり距離があり、水深の浅いところを泳いでたどり着く必要があります。体力的にも、技術的にも上級者向けのスポットです。ダイビングスポットとしては潮通しがかなり良い場所にあるので、魚の種類や数は非常に多いです。キンギョハナダイの群れ、シイラ、タカベ、シラコダイ、その他マクロ系の魚たちもたくさんいます。深場から浅場まで非常にきれいで濃い魚影が観察できます。時にはハンマーヘッドシャークや大きなエイ(マンタも出たことがあります)などに出会えることも。

砂地

砂地は伊豆海洋公園のダイビングの楽しみの一つです。有名なのは海の中にある郵便ポスト。本当に郵便ハガキが出せます(陸でハガキをラミネートフィルムしてハガキを郵便として入れると送られてくる)。生物としては砂地を住処にするものが多く見られます。エイやヒメジ、ヒラメ、カスザメなどです。しかし、砂地の上も大きく抜けたワイドな海が広がっていて、そこでは回遊魚などもみることができます。アジやアオリイカなどが多く回遊していることもしばしばです。

ブリマチ

ブリマチはその名の通り、潮通しのよい場所に位置していて、ブリやシイラなどの回遊魚をみることができます。ブリマチの奥は沖になって深くなっており、深さは40m以上の相当なものがあります。そこまでは行かずにある程度の深度のところから回遊魚を待つようなダイビングスタイルになりますが、エントリーからは距離があり、地形も似たような場所がいくつもあり、流れもある場合があるので、どちらかといえば上級者向けのスポットと言えるでしょう。ガイドがいたほうが安心してダイビングできると思います

伊豆海洋公園までのアクセス

伊豆海洋公園までは東京から車で2〜2.5時間ほど。電車でもだいたい同じくらいの時間です。最寄駅は、伊豆急行の城ヶ崎海岸駅になります。
詳しくは、伊豆海洋公園ダイビングセンターのホームページを参照してください。

伊豆海洋公園ダイビングセンター